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二酸化炭素消火設備の法令改正

普段はアホな事ばっかり書いているブログであるが

この業界の備忘録として書き残しておく

1 閉止弁の設置

2 新たな標識の設置

3 建物関係者が維持管理しなければならない事項が追加

4 消防設備士等による点検の実施

 

正直、意味がない法令改正だと思う

詭弁であると言われればそれまでだが、そもそもガス消火設備は

施設や資産を守るためのものであり、人命救助のものではない

むしろ、人間を殺してでも財産を守るのが目的の設備

だからひと度事故が起これば、全員死ぬし他人も殺す

幾度となく事故を見聞きしてきたが、ほとんどの場合が

新人作業員かシロウトが決め手になる一発をかましている

仮に甲3の持ち主であれば、ある程度は勉強しているワケだから

やって良いことを悪いことの分別がつくので、まだマシだが

新人作業員を制御盤前に立たせたりしたもんなら普通に手動起動しかねない

中にはソレノイドバルブを復旧させずに起動ガスボンベを取り付け

うっかり全噴射させたという例も知っている(実話)

放出表示を出すため容器弁を直接手で押し込んで全噴射させた例もある

俺もガス消火を点検する側の人間ではあるが、シロウトとはやりたくないし

むしろシロウトが手を出していい設備じゃない

閉止弁を設置したから安心です

っていうのは安直すぎやしませんかね?

今日はここまで